世界が幸せであって欲しいと願う
願うのに叶えられない
それも知ってる
だけど、今この瞬間は
幸せであって欲しいと思う
なぜ思いやりを持って生きていけない場所なのか不思議に感じる
欲、嫉妬、見栄、プライド、そんなものがこの世の中を作ってるのかもしれない
ご飯を食べて美味しい
気持ちの良いお部屋で過ごせて幸せ
誰かのためにお仕事をして感謝される
困ったらみんなに助けてもらえる
安心感の中ですべての人に生きてほしい
そんな地球の実現は、
いつか叶うと信じてる
明日にでも明後日にでも
100年後でも
永遠に信じてる
信じる
最近、お仕事を始めた。
電車に朝乗る。
みんな、一目散に、空いてる席に座る。
疲れてもないのに、とりあえず席に座る。
その様子が、バーゲンセールの洋服をうばいあうおばちゃん達の様子とそっくりで、ちょっとおもしろい。
座ったらこっちのもんと言わんばかりの顔で座り、後は携帯を見てにやついている。
どんなに混んでてもおかまいなし。
席に座れば、こっちのもん。後は知らない。という感じの方が多い・・。
私はそれがいやで、いつも立ってる。
空いてる席があっても、後から来る人が、すごい勢いで隣に座るので、それが嫌でずっと立ってる。そっちのほうが気持ちよく朝を過ごせる。
みんなおんなじ。みんな席の奪い合い。みんな携帯を見てる。
みんな同じだ。
今日も同じ。
電車の椅子はバーゲンセールの服じゃないよ。取ったもんがちなの？
疲れてなければ立ってもいいのに。
もう少し、周りに気を配ろう。
大人ですよね？
あと何回この手を繋いでいられるだろう
あと何回この寝顔が見れる夜を過ごせるのだろう
果てしなく思えたこの人生も
もうすぐ終わりが近づいてきたら
急に愛しくなるこの人生
あと何回君の背中を撫で撫でできる？
あと何回君の弾けた笑い声を聞くことができる？
あと何回・・
あと何回・・
今、この瞬間のこの私の心はどこへ続いていくのだろう
終わりが来た時も
今を心に刻み続ける
この幸せな時間
私の時間
君との時間
私の時間
私の人生
心からの幸せを与えてくれた
出会わせてくれた
大きな花束をたくさんもらった
生きる今に優しさと彩りが入ってきたとき
初めて人生がスタートした
終わりは近い
ゴールはもうすぐ。
大切にしよう
君の寝顔をいつまでも見続けながら
